Fluency(流暢さ)が先で、Acdemic(学問的)が後
只今試験に向け、いわゆるAcademic(学問的)な英語を学習しています。
はっきり言って、日常的な英会話では難しいBigWordは出てきませんので、必要ないな~と思うのですが、やはりスコアを意識するならば取り組まないといけませんね…。
Fluencyの後にAcdemicが理想
ネイティブの言語学者や先生は、Fluency(流暢さ)を先に目指す道が手っ取り早いとおっしゃっているので、そのご意見は大賛成です。
リスニングしながら、ブツブツとマンブリング的に発話したり、素早く反応する Quick Responseの練習をしたり、好きな分野の洋書を Free Voluntary Readingしたり、
Spontaneous(自発的な、無意識の)でFluencyの英語を目標に、自然習得の道を行きつつ、
その後に体系的に理論を学ぶ(文法や語法、難しい語彙の使い方等)、Academicな英語学習が理想的かも知れません。
私の友人は、Academicな英語学習は一切していませんが、Fluencyな英語のコミュニケーションを武器に、NYで仕事をしていました。
コミュニケーション英語と試験英語は、別ものとしてそれぞれ上手くアプローチし、最終的に融合していけたらなと思います。
彼女の成功体験です↓
論理的思考力
試験対策というのは、暗記だけでは太刀打ちできない、答えの導き方がある事は薄々と感じていました。
以前、資格(社労士)の勉強をしていて、論理的思考力があればなぁーと思っていました。
将来、子供達が大学受験をする頃には、現在の暗記・読解中心の試験から、自らの頭で物事を深く分析して解決するといった思考力を試される試験に変わることを受け、
そういった能力はどうやって鍛えたらよいのか、英語の学習でも活かすことはできるのではないかと、自分自身の試験対策に取り入れながら色々と思考錯誤しています。
子供と一緒に学ぶ論理国語
今年の夏休みに、現代文の講師として有名な出口汪先生の出口式「はじめての論理国語」に取り組みました。
実際に子供(小3)と一緒に取り組んでみて、すごく英語学習に繋がるなぁ~と実感しました。
言葉のつながり、主語・述語・目的語についてや「修飾」という言葉はまだ出てきませんが、何につながるかを→でつないだり、因果関係や対立関係、簡単な要約等、文章を深く掘り下げる学習が期待できます。
また、文と文をつなげる接続語、これらもしっかり使い方をマスターすることができます。
接続語等は、論理的に話す際には重要な役割をしていますし、英語でもディスコースマーカー(接続詞等)に着目して内容を読み解くための重要な鍵となります。
今英文法をやっていて思うのは、日本語のこれらがしっかりわかっていないと英文法を理解するのに影響すると思いました。
英語の試験だったら、例えば英文中のディスコースマーカーを目当てにして読み取ったり、空欄前後から解答を導く手順等、ロジカルシンキングが必要ではないかと…。英語の試験の経験がないのでよくわかりませんが、でも全ての試験に共通して言える事かも知れません。
— Macha (@machasawa) 2016年8月23日
小学生からこういった学習に取り組むのも良いと思いました。
子供にとって、とてもわかりやすい学習本でした。
出口式「はじめての論理国語(小2レベル)」終了。ようやく現学年の小3レベルに突入。夏休みの自主学習の課題としてはなかなか充実した取組みでした。文と文のつながりや意見・理由を述べたり、こういった考える訓練はこの先も必要だと思います。 pic.twitter.com/3ZJrpdhRG8
— Macha (@machasawa) 2016年8月23日
ボキャビルについて考える
なかなか進まないボキャビル、どうすれば効率的に覚えられるのか考えてみました!
私の英語との関わりは、17年前に大手英会話スクールに約4年近く通ったのがきっかけです。
ネイティブの講師から英語で直接習う「ダイレクトメソッド」のおかげで、英語を英語のまま理解できるようになる過程が少しずつわかってきました。
その後、子育て期に入り、主に音声学習(podcastやオーディオレッスン)で耳学して、スクリプトで確認するという単純な方法で、英語と向き合ってきました。
英会話では洋書テキストだったので和訳はなく、オーディオレッスンもスクリプトは英文のみなので、日本語訳を確認する一切作業はしていません。
今回TOEICの学習を始めて、日本語訳も参考にするようになりました。
英単語は単体で覚えるのではなく、フレーズで!
「単語→日本語意味」で覚えるのがよくある学習法ですが、オーディオレッスンの先生(アメリカ人)のアドバイスは、フレーズで覚える事。
それに、コンテクスト(文脈)から覚えるのも効果的だと言っていました。
最近、TOEICの勉強を始めてみてわかったのですが、やはり動詞が肝になります。
他動詞は目的語を伴うので、動詞単体で覚えるより、後ろについている目的語(名詞)とフレーズとしてセットで意識すると、マッチング(相性)具合とか感覚的に捉えることができると思いました。
名詞を修飾する形容詞も同じく名詞とセットでおさえておくと効果的かもですね。
日本語の意味の前に、既知英単語で意味をおさえる
英語のまま理解するには、分からない単語が出てきた場合、既に知っている単語で理解したのは有効だったと思います。
ネイティブの先生は英語しか話さないので、難しい単語は英語で説明をします。
その際に利用するのが類義語(類語)です。
もちろん、TOEICでも言い換えに対応します。
難しい単語を見つけたら、日本語の意味の前に、英単語の類義語をチェックするのは良いかも知れませんね。
類義語をリストアップしてくれるサイト
英文法:分かりやすい分類表
TOEICの勉強をしていて、学校で習った英文法を思い出しながらやってますが、なぜ英文法が複雑になってしまったのかわかってきました。
一通り学んだら、情報を整理することが大切だと思いました。
グルーピングすること
例えば、「doing系」で言えば、学校英語では中1で現在進行形を習い、中2で動名詞を習い、中3で分詞(現在分詞)を習うという順番。
「動詞を~ing」にするという事は同じなのでグループ化してしまえばわかりやすいのに、習う学年も違うし、別ものだと思い込み、関連性を全く感じませんでした。
それが、英文法を複雑にしてしまったかも知れませんね…。
ネイティブは「doing」というひとまとまりの中で、語順や節・句の品詞の役割等で判断しています。
to do系(不定詞)とdoing系で分け、用法別に品詞の役割を分類
下記の表のように、to do系とdoing系、用法別(名詞的用法・副詞的用法・形容詞的用法)で整理すれば、不定詞・動名詞・分詞(現在分詞・過去分詞)・分詞構文が補完され分類されるので、かなり分かりやすいと思いました。
この準動詞の分類、めっちゃ分かりやすい〜。
— Macha (@machasawa) 2016年10月16日
2系列(to do系、doing系)を用法別(名詞的用法・副詞的用法・形容詞的用法)にシンプルに分類されているので、混乱しない。 pic.twitter.com/72LDo9d27n
ハドソン川の奇跡
今日は、小学校が休み(代休)だったので、息子と二人で映画を観に行きました。
娘を幼稚園へ送った後、映画館へ行き、「ハドソン川の奇跡」を観ました。
なぜこの映画を選んだのか?
私自身、NYマンハッタンは何度も訪れ、地理的な事も分かるし、地図なしで歩ける街です。
他都市周遊や乗り継ぎのため、アメリカの国内線を何度も利用したこともあります。
どこか遠い異国の出来事とは思えず、本当に身近に感じました。
2009年、「ハドソン川の奇跡」の一報が飛び込んできた時、関心が高かったニュースでした。
私は、2001年の9.11アメリカ同時多発テロがあった年は、2月と11月の2度NYへ渡りました。
二度と9.11ような大惨事を引き起こしたくないと、マンハッタンを避け、マンハッタンとニュージャージー州の間に流れるハドソン川に機体を不時着水させた奇跡、機長の想いが伝わってきます。
昨年子供を連れ、10年振りにアメリカ西海岸を旅行し、実際にアメリカの国内線にも搭乗しました。
その時、息子にも「ハドソン川の奇跡」の話もしました。
今年、トム・ハンクス主演で映画化されたので、観に行くことにしました。
NYの周辺の空港
NYマンハッタンへの玄関口は、主に3つの空港があります。
日本からの直行便はJFK空港、主にアメリカ国内線はラガーディア空港、
ハドソン川を挟んだ対岸のニュージャージー州にあるニューアーク空港があります。
機長が操縦した機体はラガーディア空港を離陸した直後、バードストライクに遭い、両方のエンジンが停止したことから始まりました。
マンハッタンからはラガーディア空港が一番近い位置にありますが、離陸した直後なので、高度が十分でなかったため旋回して引き返す事が出来ない状況がわかりました。
様々な人間模様が描かれている
不時着水した直後、機体が沈み始め、脱出や無事全員救助されるまでのサバイブする人間模様は様々で、パニックに陥りながらも、それぞれの人生においてのストーリーがあったのだと思いました。
機長は英雄と称えられた一方、空港へ引き返せたのではないかと判断ミスを疑われ…
(ネタバレになるのでこの辺で。)
子供と一緒に観て思った事
字幕だったため子供は映像を頼りに観ている状況でしたが、NYの景色や街並み、飛行機を操縦する機長と副操縦士のシーン、搭乗している人々の気持ちや表情、飛行中のシーンは臨場感があり迫力があり、親子共に共感する場面がたくさんありました。
ぜひ、DVDが出たら、吹き替え版で観たいと思いました。
英語習得への道筋
ますます朝は冷え込んできましたね。
さて、昨日投稿できなかったので、本日2投稿目です。
2009年に書いた私の楽天ブログを読んで、考え方は変わってないなぁーと改めて思いました。
最近、Twitterであるツイートを読んで考えさせられました。
幼い頃からの英語教育を意識するあまり、日本国内に住んでいる普通の幼稚園年中さんの子供(両親共日本人)が英語はすらすらしゃべれるのに、日本語があやふやという話。
子供の言葉の発達に逆行してる気がしますが、これで良いのでしょうか?
日本語脳メーンタイプを目指す!
確かに、発話のアウトプットになると反応が鈍いですが、訓練次第で自動化できると思います。
言語習得の段階を踏み、メソッドを駆使して練習を積みかねていけば可能ですと、ネイティブの先生は言っておられました。
英語は英語のまま理解する
前回でも投稿した内容ですが、日本語の力(思考力)を借りて、英語を英語のまま理解するという考えです。
興味ある分野や趣味の事柄について話されている英語のPodcastやスピーチを聴いたり、英文を読んだりしながら、多聴・多読的に取り組んでいき、頭の中で想像できることだと思います。
わざわざ日本語の意味を調べて理解するのではなく、興味のある分野だと、元々日本語で理解している背景知識を持ち合わせているので、その思考力を使って英語のまま理解するということです。
未知単語やわからない部分は、なるべく日本語を介さず、実際に絵や具体物を見たり、分かる単語で言い換えられている(類義語等)で理解する方法も一つの手段です。
英語を英語のまま理解する
早いもので、もう11月ですね。
さて、今日は「英語を英語のまま理解すること」について思ったことを書いてみたいと思います。
聞いたまま、見たままをインプット
いわゆるコンプリヘンシブル・インプットです。
①子供向け英語絵本の絵だけで内容や状況を想像したり、描写することができる。
②ストーリーの英文を読んでみて、その英文の意味がわからなくても絵から判断して
なんとなく理解できる。
③ニュアンスや表現を自然にすくい取る力がついてくる。
④何度も繰り返す。
こうした一連の動作を何度も繰り返していくうちに、あるフレーズやセンテンスを聞いた時や見た(読んだ)時に、そのシュチュエーションが頭に浮かぶ状態が理想だと思います。
英検にチャレンジする小学生がどうやって英語を学んでいるか?
— Macha (@machasawa) 2015年7月15日
耳は強いので、リスニングには強い。
音声と読みを同時進行しているので、音で語順が入っている。
'leaking'や'burst'も意味はわからなくても(絵を見て)一目瞭然。 pic.twitter.com/RSwEiOWcI3
日本語の思考力は必須!
確かに小さい子供ほど耳が良いと言われますが、母語である日本語でしっかりとその内容や状況を説明できる年齢になって始める方が、英語上達の近道となるそうです。
さらに、英語を聞いたり・読んだりしたものを、そのまま頭の中で保持する力(リテンション)も重要だと思います。特にTOEIC等の試験では…。
試験勉強の最中なので、身をもって思い知らされます。